大分県杵築市 市街
Downtown,Kitsuki city,Oita
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General
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美しい坂の表情 |
Nature
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鳥のさえずりや林など自然を身近に感じる町 |
Water |
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海岸と川 |
Flower |
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Culture |
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城下町の情緒が濃厚 |
Facility | ||
Food |
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海山の幸 |
Edited Movie Download (YouTube) Dec.17,2015
茶房一番館の昼食 (えそのフライほか、特注料理)
守江 日向屋の夕食 (おこぜの刺身ほか、特注料理)
住吉浜
熊野のみかん農園
ロイヤルシティ別府湾杵築リゾート
若宮八幡宮
Dec.17,2015 瀧山幸伸
Edited Movie Download (YouTube)
杵築城下町は、各所に美しい坂を持つ伝統的建造物群が特徴である。
坂と街並が調和する美しさは日本随一であり、拙著『街並発見』の表紙に採用させていただいた。
杵築市役所付近、商人の町
City office and merchants' street
きつき衆楽館
Shurakukan
富坂付近
Tomisaka
久保の坂、ひとつ屋の坂、紺屋町の坂付近
Kubonosaka,Hitotsuyanosaka,Konyamachinosaka
佐野家付近
Sanoke
近藤家付近
Kondouke
岩鼻の坂付近
Iwahananosaka
番所の坂付近
Banshonosaka
酢屋の坂、商人の町、塩屋の坂
Suyanosaka,Merchants' street, Shioyanosaka
大原邸
Oharatei
能見邸
Noumitei
藩校跡
Hankou ato
勘定場の坂
Kanjobanosaka
磯矢邸
Isoyatei
中根邸付近
Nakanetei
一松邸付近
Hitotsumatsutei
城下町資料館
Jokamachi shiryokan
南台
Minamidai
飴屋の坂
Ameyanosaka
カトリック教会
Catholic church
市街各地と鏝絵
Downtown and Kotee
杵築城跡
Kitsuki castle ato
旧重光葵邸
Kyu Shigemitsu Mamoru tei
Nov.18,2015 瀧山幸伸
■ 提言映像 「国東半島、耶馬渓、英彦山周辺の神仏習合と文化背景」 〜世界遺産への道
Nov.19,2015 瀧山幸伸 source movie
杵築市街と周辺
市役所
谷の街並
夜の坂
番所の坂
轟地蔵と十王
Todorokijizo and Juo
竹ノ尾城跡
中野酒造
孝高石
杵築城跡
Kitsukijo ato
Dec.2014 瀧山幸伸 source movie
May 2012 瀧山幸伸 source movie
A camera
B camera
大分県杵築市大字杵築
北台の武家屋敷
(Samurais’ Houses in Kitadai, Kitsuki, Oita)
撮影日: 2009年5月14日
江戸時代の風情が今もなお残る杵築。杵築城を中心に、南北の高台に武家屋敷があり、その谷間に商人の町が挟まれています。
このような凹凸のある“サンドイッチ型”城下町は、杵築だけと言われています。
杵築城の横を通って北台に向かいます。木付頼直が応永元年(1394年)に木付城として築城。そして、松平氏入城後に「杵築城」となりました。
現在の城は昭和45年に建築され、城山公園とともに市民に愛されています。
酢屋の坂の上から北台の武家屋敷通りに入ります。
大原邸
さらに東に歩く。
磯矢邸
勘定場の坂
Dec.2003撮影/文 瀧山幸伸 source movie
美しい坂の城下町
castle town with beautiful slopes
資料:国土地理院
杵築地方はかつて宇佐神宮の荘園であり、国東半島に特異な史跡や重要文化財が多い。
鎌倉時代、大友親重が建長2年(1250)速見郡木付村(現在の旧杵築市)に入部し「木付」と名乗り、4代木付頼直が応永元年(1394)木付城を築城した。
文禄2年(1593)木付氏が滅び、細川忠興、豊臣秀吉の甥木下延俊、小笠原忠知を経て、正保2年(1645)松平英親が城主となった。
杵築の街並
Kitsuki townscape
杵築の城下は、海岸まで迫る台地を天然の要害として発展した。
城は海沿いの丘の上に建ち、背後の丘の上には武家屋敷が、谷沿いには町屋が構成されている。
武家屋敷は、南側の南台と北側の北台に別れている。
その武家屋敷の台地を繋ぐ急坂が杵築独特の街並景観を形成している。
小さな城下町だが、坂の多い街並はたいそう美しい。さらに、海も山も見え隠れし、歩きながらの景観変化のダイナミックさは格別だ。
「坂のある城下町の街並」という点では杵築が日本一の美しさだろう。
平地の町ではどんなに努力してもこのような坂の景観は作れないのだから、恵まれた遺産を大切にし、次世代に伝えて欲しい。
国東半島の南の付け根、大分空港に近い杵築は交通便が良い。
温泉が湧き、海に面し、山も近く、国東半島の石仏参詣の基地にもなり、城下町風情が堪能できる。
周囲はみかん畑で、明るい農村風景だ。まさに健康長寿の里ではなかろうか。
街づくりを丁寧に続ければ、今後さらに注目を増すだろうと思われる。
冬寒い湯布院よりも潜在力は大きい。
南台の武家屋敷
Minamidai
飴屋の坂
Ameya no saka
雨夜の坂という風流な別名もある。
坂の向いは北台の武家町
12月末でも紅葉が美しい
マンホール蓋のデザインが興味深い。
住吉浜をはじめ、杵築の海岸は環境が良く、日本一のカブトガニ繁殖地。
志保屋の坂
Shioya no saka
坂下から坂上を望む
坂上から坂下を望む
志保屋の坂から酢屋の坂を望む
View of Suya no saka from Shioya no saka
遠景から近景へのズームアップで街並の変化を比べて欲しい。
大原家の茅葺主屋と土蔵が美しい。
酢屋の坂
Suya no saka
映画やドラマのロケに使われることもある、杵築を代表する坂道。
坂上から志保屋の坂を望む
Shioya no saka
南台と北台の谷筋、町屋の街並
Valley
大原邸
Oharatei
家老の家柄。杵築を代表する武家屋敷で、修復公開されている。
庭園が美しい。屋敷林の竹薮にそよぐ風が体に心地よく、鳥の声が耳にやさしい。
藩校 学習館
Gakushukan
天明年間(1781〜1788)に開設された。現在は門が残るのみ。
勘定場の坂
Kanjoba no saka
城と武家屋敷をつなぐ坂。坂の正面に城を望む。坂と両側の塀と遠景の城が調和する。
北台の武家屋敷
Kitadai
石垣と塀が連続する落ち着いた街並。
岩鼻の坂
Iwahana no saka
南面し、直角に曲がる坂は明るく美しい。
坂上の大樹が景観ノード(交差点の目印)になっている。
坂脇の小さなスペースに植えられた花
住む人の心のゆとりが伝わる
カトリック教会
Catholic church
南台の寺町にある。寺を転用した教会。
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