MONTHLY WEB MAGAZINE Dec.2011

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■■■■■ 今年の紅葉は…大野木康夫

京都の紅葉シーズンも終わりを迎えようとしています。

今年は夏に雨が多く、気温も高かったので、紅葉が鮮やかになる条件がそろったのですが、11月に入って気温が高くなってしまい、時期が遅れて色付きはもうひとつになってしまいました。

例年真っ赤に染まる木々も、赤や黄色、橙色と色とりどりになり、見方によっては風情があるようにも思えますが、来年は真っ赤な紅葉になってほしいです。

11月から12月にかけて撮影した紅葉のうち、御所・離宮関係のものと、地元山科のものを集めてみました。

桂離宮(11月28日撮影)

モミジは広い庭園内に点在しており、あまり多くないのですが、ところどころ鮮やかに色づいていました。

京都御苑(12月2日撮影)

苑内にはモミジ、イチョウが点在しています。

特に九条池や建春門東側のモミジ、凝華洞跡の大イチョウはきれいでした。

仙洞御所(12月2日撮影)

11月の参観申込が外れて12月に当選したのですが、かえって見ごろに参観することができたので幸運でした。

紅葉山を中心に、おびただしいモミジの木が茂っており、どちらを向いても赤と橙色といった感じでした。

修学院離宮(12月5日撮影)

こちらはもう少し早い方がきれいだったと思いますが、それでもなんとか紅葉の終盤を見ることができました。

浴龍池を周回したときに雨が降ってしまい、鏡のような水面に映った紅葉を見ることがかなわなかったのは残念でした。

御所や離宮に行く日は、好天に恵まれず、写真を撮っても何か暗い感じになってしまいました。

写真の腕が未熟なのもありますが、機会があればもう少し明るい写真を撮ってみたいです。

地元山科の紅葉から4箇所を取り上げます。

毘沙門堂(12月3日撮影)

今年のJR東海のキャンペーンポスターになっていたので、例年よりも遠方から来る方が多かったようです。

12月に入って、ポスターの色と同じような状態に色づきました。

日向大神宮(12月4日撮影)

紅葉の穴場として知られるようになりました。(知られた時点で穴場というものかどうか疑問ですが。)

まあまあの色付きでした。

随心院(12月4日撮影)

京都新聞の紅葉だよりに載っていますが、モミジは本堂脇の池の周り、勅使門脇の鐘楼の辺りと大師堂くらいです。

好天だったのですが、本堂脇は真逆光で難儀しました。

本願寺山科別院(12月4日撮影)

通称西御坊、正式には聖水山舞楽寺といいます。

子どもが通っている小学校の近くにあり、通りかかったときにふと見ると、境内のイチョウの木が夕陽に映えて綺麗でした。

自宅の紅葉(12月7日撮影(笑))

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