JAPAN GEOGRAPHIC

Monthly Web Magazine May 2018

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■ おばちゃんカメラマンが行く @神大植物公園 調布市  事務局

連休の混雑を避け東京都内でじっとしていたが、雲一つない好天に恵まれ気軽な気持ちでバラをチョイと観に行くことにした。

子供の日ということもあり駐車場に入るのも大変な混雑で、おばちゃん的には平日にすればよかったと後悔しきりである。

ただ今年は桜同様バラも一週間ほど早くほぼ満開で見頃だった。

バラの話は今回置いておいて、今回の「なんじゃこれ〜」

温室で私好みの植物を発見した。

今まで珍しく奇妙なものはたくさん見てきたが、これは3本の指に入れてあげたいと思う程見事な「なんじゃこれ〜」だ。

名前は「黒猫の花」(タッカ・シャントリエリ)

black cat,devil flower,bat flowerとも呼ばれている東南アジア原産のタシロイモ科の植物だ。怒った黒猫が髭を逆立てている姿を思わせる。

3本の指のうちの残る2本の「なんじゃこれ〜」植物も気になると思うので参考まで

キイレツチトリモチ

鹿児島喜入町(現在の鹿児島市)で発見された寄生植物で、トベラやシャリンバイ他に寄生する国の天然記念物だ。現地に行ったときは見ることはできなかったが、高知の牧野記念植物園で見ることができた。なかなか開花を見ることは難しく、喜入で苦労したため、その奇妙な姿を見た時は感動した。キノコのような大きなつくしのような「なんじゃこれ〜」だ。

アイラトビカズラ

熊本県山鹿市 国の特別天然記念物で樹齢1000年ともいわれるマメ科の植物だ。大きな藤の化け物のような花で、妖艶な匂いがする。

開花すれば必ず国家的事変があると言われる不吉な花で、昭和4年に35年ぶりに開花した翌年満州事変が勃発した。

山鹿のはここ数年開花しているようで地震、集中豪雨、噴火の予兆だったのかもしれない。今年も4月末から咲き始めたようだが、天候のせいか房が少ないらしく、天災がひとまず終息へ向かっているのかもしれない。開花で一喜一憂するのもおかしな話だが、一目見れば納得の「なんじゃこれ〜」だ。

山鹿に行った時は見ることができず、写真は天草のものだ。

今月の猫

黒猫つながりで京都常寂光寺の「くろべえ」

岩合さんに撮られるほどの人気モデルなのに無愛想

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