MONTHLY WEB MAGAZINE Jan.2012
気温変化の激しかった年末、そして年明けでした。
個人的には年末に自転車と共に転倒し、左足膝部骨にヒビが入り、予定した初日の出の撮影にも行けずじまい(幸いカメラは無事でした)。
1月中は杖を使っての歩行となりました。従って、有りあわせの内容でお許し願います。
■ 11月末より瀬田唐橋の塗替え工事が始まりました。完成は24年7月です。
塗装色は、「歴史的・文化的景観に配慮し、木造橋をイメージできる唐茶(からちゃ)を基調とした色合いとし、高欄と桁かくしの色には現在と同様濃淡をつける」として提言された色です。
現地には塗替えの見本が置いてあります。
■ 12月19日、23年最後の山歩きに出かけました。京都東山−伏見稲荷から清水寺、泉湧寺、今熊野観音堂
尊勝寺、大日堂等を散策しました。落ち葉の重なりを踏みしめる気持よい響き。堪りません。
それに加えて、モミジが結構残っていて、それなりの美しさ、華麗さを見届けることが出来ました。
“盛り”の輝きを想像しながら歩き、この頃のモミジも結構見ごたえあるなと見入りました。
伏見稲荷—清水寺—今熊野観音堂—尊勝寺の景色
■ 1月3日、志那神社(滋賀県草津市)本殿(重要文化財)修理完了祝祭
ほぼ30年毎に屋根の葺き替えが行われてきました。昨年末その工事が完了、新本殿の披露をかねたお祝い行事が行われました。臨時の特別な神事です。
古来からの特殊神事−風神踊り(年一回祭りに行われる)も披露されました。豊年万作を祈願して、団扇二つでその風景をあらわす踊りのようです。地元の若者衆に引継がれています。
最後は餅撒きが行われました。袋には、お餅と100円玉のおとし玉入りの福袋がたくさん撒かれました。
氏子や付近の住民が神社と一体となって、歴史ある神事をまもる姿に圧倒されると同時に安堵を覚えました。
今年からは、集録活動には一段と慎重さを加え、内容も、「数」より「質」重視に方向転換をしたいと思います。
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