Monthly Web Magazine Mar. 2016

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■■■■■ 予定どおりには… 大野木康夫

毎回、撮影に行くときは事前に予定を立てて行くことにしています。

しかし、最近は予定どおりに撮影できないことが多々あります。

2月28日の日曜日、三重中部などを回る予定で撮影に行きました。

事前の予定は、

自宅5:00−6:30松阪来迎寺6:50−7:00御城番長屋7:20−8:00高田本山専修寺10:10−10:40関地蔵院11:00−11:30高倉神社12:00−12:30観菩提寺13:00−13:30加茂御霊神社13:50−14:00岩船寺14:30−14:40浄瑠璃寺15:10−16:10自宅というもので、予定超過があれば観菩提寺で切上げることになると考えていました。

京都山科の家を出たのは夜明け前の5時過ぎ、名神、新名神、伊勢道経由で松阪市内のコインパークに夜明け時の6時30分に着き、白粉町の来迎寺には6時40分過ぎに到着した時点で予定を10分超過していました。

主目的の来迎寺本堂は、宝形造の内陣と寄棟造の外陣からなる複合建築で、全体撮影が難しいので周囲を一周して狙おうと思い、外陣正面から撮影を始めました。

撮影を始めてほどなく、御住職に声をかけていただき、本堂全体が撮影できる鐘楼門の上に登らせていただきました。

めったにないうれしい誤算ですが、門の上で20分にわたって撮影をしました。

この後、本堂回りを一周して当初予定していた撮影をしました。

来迎寺を出たのは7時47分でした。(約1時間の予定超過)

この時点で御霊神社以降の予定はあきらめました。

次の御城番長屋は来迎寺から徒歩移動、7時54分に到着しました。

建物周辺の撮影に加え、松阪城の石垣上からの全景撮影をしました。

撮影したかった松阪城の石垣を予定超過で割愛しても、撮影終了は8時32分となり、さらに12分遅れてしまいました。

次の高田本山専修寺へは自動車で移動、9時12分に到着しました。

専修寺は重文建造物が13棟あるこの日のメインの目的地です。

1棟10分で130分(2時間10分)を予定していましたが実際は…。

唐門(9:12-9:23)

山門(9:24-9:40)

太鼓門(9:41-9:59)

対面所、大玄関、賜春館の屋根(10:00-10:14)

鐘楼(10:15-10:20)

トイレ休憩の後また大玄関(10:23-10:26)

茶所(10:27-10:36)

御影堂、山門裏側(10:37-11:00)

通天橋(11:01-11:09)

如来堂、唐門裏側(11:09-11:23)

御廟唐門、拝堂(11:23-11:48)

また如来堂、御影堂など(11:49-57)

最後に唐門(11:57-12:00)

大幅に予定を上回り、2時間40分かかりました。(1時間50分の予定超過)

次の関地蔵院へは車で向かいます。

30分で到着する予定でしたが、この日は関宿でひなまつり市が開催されており、旧東海道が歩行者天国になっていたうえ、観光駐車場が満車で、関小学校の駐車場に回りました。

予定外のひなまつり市の撮影をすることにしたのでさらに到着は遅れます。

地蔵院に到着したのは12時52分、2時間12分の予定超過です。

この時点で、専修寺での大量撮影による満足感の影響もあり、この日はこれで切り上げようと決めました。

最後の撮影を楽しみました。

この日最後の撮影は駐車場に戻る途中の旧東海道、13時38分でした。

家に戻ったのは15‭時少し前と記憶しています。

結局、9箇所の予定が4箇所となりましたが、想定外も楽しめますので、それなりに充実していたと思います。

想定外といえば、今年は雪景色がすべて平日なので撮影できていません。

3月1日、出勤前の自宅庭の梅と雪の撮影だけになりそうです。

こういう想定外は楽しめませんが、また来年の楽しみとしておきたいと思います。

 

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