Monthly Web Magazine Apr. 2015

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■■■■■ 「2014年6月29日長州へ」 野崎順次 

新幹線とJR西日本ジパング倶楽部の割引を駆使して、日帰りで山口県に行った記録である。早朝に倉敷の田舎家を出て、当時はJG未踏の住吉神社拝殿(重文)と本殿(国宝)および龍福寺本堂(重文)を撮影し、ついでに山口の他の文化財も楽しんで、夜には尼崎の自宅に帰るというハードスケジュールをこなした。ただし、その後、住吉神社は既に5月初めに瀧山さんが訪問されているのが分かった。

05:15 児島発 マリンライナー2号

05:45 岡山着 

06:10 岡山発 こだま721号

07:11 広島着

07:37 広島発 さくら451号

08:28 新下関着

駅から住吉神社までは直線距離でほぼ1km、歩いても1.5㎞位だが、タクシーに乗った。8時40分頃から撮影を開始し、9時半には終了した。

大通りに向かった。バス停があり、ちょうど新下関駅に行くバスが来た。

09:47 一の宮バス停から新下関駅へ

10:19 新下関発 こだま738号

10:45 新山口着4

新幹線から山口線に乗り換える。

10:59 新山口発 普通

11:21 山口着

タクシーでまず龍福寺に行った。運転手さんが話し好きで、電気自動車の普及の話を聞いた。大阪人とは異なり、ボケないのでツッコミが入れられず、最後にオチもなかった。大内館跡に着いて参道を進むと龍福寺である。

龍福寺本堂(重文)、八坂神社本殿(重文)、河村写真館(県文)と撮影していった。

私は建築の静止画および動画撮影にこだわっている。だから、シフトレンズ、三脚、レベラー、専用マイクを使うようにしている。この時、カメラのストロボシューにはレベラー(水準器)を付け、カメラと三脚の間にストロボバーを挟んでそのストロボシューにマイクをはめていた。ストロボバーを使うのは初めての試みである。だが、何回か締め直すうちにストロボバーのネジが切れて三脚との接続部がどうしても取れない。これでは三脚が使えない。周囲は住宅地で店らしい店と云えば和菓子屋さんしかなかった。ペンチがありますかと聞くと、ご親切にいろいろ探して貸して下さった。残った接続部はペンチで容易に取れて一安心。お礼に和菓子を一つ買ってその場で食べた。

500メートルくらい北に歩いて西に入ると瑠璃光寺である。ここから比較的狭い地域に文化財建造物が目白押しである。大内文化と長州文化の中心というべきか。

瑠璃光寺五重塔(国宝)、洞春寺山門と観音堂(ともに重文)、旧県庁舎(重文)、旧県会議事堂(重文)、旧山口藩庁門

県庁前よりタクシーで山口駅へ戻った。

予定より早く戻れたので、新山口から新大阪の新幹線予約を早目に切り替えることにした。ところがみどりの窓口の老駅員さんは画面操作に慣れていないし、目も悪そう。老眼鏡だけでは不充分らしく拡大鏡まで取り出して、5分以上かかった。結局、16時48分の新山口行きに乗れず、次の電車まで40分あまりビールを飲んだりそばを食べたりして時間をつぶした。

17:30 山口発

17:52 新山口着

17:59 新山口発 こだま751号

18:46 広島着

18:56 広島発 さくら564号

20:26 新大阪着

長い一日であった。

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