MONTHLY WEB MAGAZINE Oct. 2013

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■■■■■ 南信濃 大野木康夫

9月の終わり、2週に分けて下伊那と木曾谷の国指定文化財(建造物)を巡りました。

もともと、今年の夏に白山神社奥宮に行こうと思っていたのですが、5月に膝を悪くしてこの時期までずれ込んだものです。

白山神社奥宮は飯田市の風越山の上の方に鎮座しており、早朝から登り始めましたが、やはり往復で撮影時間も入れて4時間30分もかかってしまいました。

修理の際に材料を運ぶのに苦労されたことと思います。

文永寺(飯田市)の石室と五輪塔は人家の脇に位置しており、犬の鳴き声や農作業の音など、喧騒に包まれていました。

開善寺(飯田市)は山門の右側に境内撮影禁止の張り紙があったのは少し残念でした。

旧小笠原家書院(飯田市)は伊豆木陣屋として認識していたのですが、係りの方の熱心な説明に聞き入ってゆっくり過ごしました。

下伊那はここから「覆い屋の中の社殿」三か所になります。

覆い屋があったから厳しい自然環境の中でも保存状態が良好で、重文指定になったのでしょうから、少々見難くても仕方がありません。

金野諏訪社(泰阜村)

大山田神社(下條村)

古城八幡社(阿南町)

1日目はここまでとなり、翌週に木曽谷を巡りました。

読書発電所施設(南木曽町)

発電所、桃介橋、柿其水路橋の3箇所に分かれており、回るのに時間がかかりました。

白山神社(大桑村)

覆い屋の中の4棟の社殿ですが、正面は金網張りの上に網戸が貼ってあり、大変見づらい状況になっています。

定勝寺(大桑村)

小学校の時以来の訪問でした。

青モミジが大変美しかったです。

林家住宅(南木曽町)

妻籠宿には多くの団体客が訪れていましたが、ここに立ち寄らないのが大変不思議に思えました。

撮影上のミスもたくさんあったので、足がもう少しよくなれば、再訪したいと思います。

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