Monthly Web Magazine Apr. 2022
■ 桜を追いかけて 瀧山幸伸
年ごとに桜を追いかけるテーマを決めている。天然記念物の桜、本州最南端の桜から北上する旅、一本桜ばかり追いかける、などなど、テーマがある桜巡りは楽しい。
昨年は四国遍路の桜だった。今年のテーマは城の桜で、、、
今年の桜の季節、観光客が回復傾向にあるので、なるべく多くの人が集まるところや時間帯を避けて撮影していました。
今月は、郡山八幡宮(鹿児島1559)・古四王神社(秋田1570)・土佐神社(高知1571)・桑実寺(滋賀・1588)水戸八幡宮(茨城1598)玉村八幡宮(群馬・1610)です。すべて重要文化財指定です。
今月は1500年代後半を集めました。室町から安土・桃山への移行時で、蟇股も過渡期を表わすものが多く出てきます。
この時代に腕を上げた宮大工が1600年代に入ると全国の諸大名から招聘を受け、各地の建築にあたり、地方の文化を高める役目を果たすようになります。
■ 『春告げ鳥』を追いかけて 2022 =メジロが目白押し???= 酒井英樹
立春を過ぎて泣き始めた鶯を3年目の今年も追いかけてみた。
春なので青春切符を買って出かけた。安土に1回、恵那中津川に3回、本竜野に1回、そのついでに列車からの花見を楽しんだ。本当に桜の好きな国だと思う。
福岡市の北側には志賀島につながる陸繋砂州、海の中道があるが、この根元が比較的立派な砂丘になっているというので訪れてみたいと思っていた。奈多海岸と呼ばれる玄海灘側の海岸だ。
まん防は解除されても減らない感染者、まだ人込みに出かける気分ではありません。
でも、2年もご無沙汰している桜の花に会いたい気持ちも強く、マイナーなポイントでお花見をしようと房総のむらにでかけました。
家庭にはそれぞれの色あいがある。舅が家長に君臨して家族全員が家来のように動き回っていたり、夫がまるっきり子供の一員の位置づけであったり、あるいはオットリしている女房が実は陰の参謀だったり……。
誰がどのような役回りであろうと、ほどほどの笑顔と家族同士の助け合いが生じていれば、家庭がどのような色合いに染め上がろうと色は色である。
私が育ってきた家庭では母の存在感が薄く父ばかりが目立っていた。それは、父が何でも采配をしなければ気がすまない性格だったのか、あるいは姑同士の争いごとで離婚を経験したことを繰りかえすまいとして、家庭内のことは自分が率先して仕切っていったあげくのことだったか、、、
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