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Monthly Web Magazine (May 2010)

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4月の新着情報

New contents in Apr..2010

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4月の推奨レポート

Choice of this Month

吉野 

Yoshino world heritage

 


福島 花見山

Fukushima Hanamiyama

 


赤穂市 有年の古代遺跡

(Burial Mounds, etc. in Une, Ako, Hyogo)

 


長浜 長浜曳山まつり

Nagahama Hikiyama matsuri

 


十日町の棚田

Tookamachi Tanada

 


東京海洋大学

Tokyo University of Marine science and Technology

 


朝来 竹田城

Asago Takeda castle

 


大宇陀 

Ouda

 


 

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今月のトピックス

Topics of this month

■■■ 「2009 ダイジェストビデオ」 瀧山幸伸

2009 Digest Video

2009年に撮影したビデオクリップを月別にダイジェスト編集しました。

気に入ったクリップが見つかったら、月別の索引ページで場所を確認して下さい。

■■■ 寒さも吹き飛ばした滋賀県の「八幡まつり」と「長浜曳山まつり」 国選択無形文化財 中山辰夫

五穀豊穣を願う「八幡まつり」の宵宮祭(松明まつり)が14日、近江八幡市宮内町の日牟礼八幡宮で行われた。

10mを超える高さの大たいまつが激しく燃える凄さに訪れた観客から大歓声が起こった。

この祭りは、その昔、応神天皇が現在の日牟礼八幡宮へ参詣される際に、南津田町の住民がヨシでたいまつを作り、火を灯して道案内をしたのが始まりとされる。

千年以上続く祭りで、現在は12郷の氏子が参加する。

14日は午前中に松明結い、昼から子ども松明の奉火、20時からは各郷の大松明が奉火された。

火の粉をかぶりながら竹で松明を起して行く若者の姿は、男らしさに満ち溢れていた。

深夜近くまで、次々と燃やされる松明が境内を炎で埋め続けた。

15日は太鼓まつりで、16時頃から大太鼓渡りが行なわれた。

直径1〜2mの大太鼓を御輿のように担いで境内に向かい、楼門をくぐって拝殿前で気勢をあげて神社内を巡行して終わる。

腹の中まで響く、重厚な音が境内に鳴り響いた。

 

「長浜曳山まつり」は400年以上の歴史をもつ。

長浜城主であった豊臣秀吉が男子誕生の祝いに振舞った砂金を基に、町人達が曳山を造り、秀吉が再興した長浜八幡宮の祭礼で曳きまわしたのが起こりとされる。

祭りは4月13日から16日の間行なわれる。

豪華絢爛な動く美術館といわれる曳山の上で演じられる子ども歌舞伎は、曳山まつりの最大の見所。

4月15日今年は新市合併を記念して全山が出場した。

八幡宮ではくじ順に4つの山組みが歌舞伎奉納する。

八幡宮を埋め尽くした観客の前で、それぞれの子ども役者が歌舞伎を熱演して大歓声が長時間響き渡った。

曳山が御旅所に全山勢ぞろいするのは4年ぶりで、全山に提灯がともると何ともいえない雰囲気が会場を覆った。

■■■ 動画自然詩 太宰府 宝満山 かまど神社 末永邦夫

ヤマガラの採餌

かまど神社の裏山で、木を突っつく小鳥がいるというので撮影に行ってきました。

ソウシチョウ

かまど神社の裏山の藪のなかで、スズメ位の小鳥が数羽飛び交っていました。

何の鳥かなと注目してたら、前方の木の枝に止まりました。

今までに見た事がない、クチバシがピンクの美しい小鳥でした。帰宅して調べたら、なんと特定外来種のソウシチョウでした。

姿・鳴き声がきれいなので中国から輸入されたものが、自然に戻り繁殖している様です。

■■■ 信州高山村桜紀行 川村由幸

昨年、瀧山さんが取材にでかけておられた信州高山村の桜を見て来ました。

当初、高知で桜が開花した時は今年のさくらは早いという予想で4月16日に訪問を予定していました。

ところがその後の冷たい春で東京より遅く咲く地域は平年より遅れる有様。

なんとか日程を調整して4月20日にでかけました。

高山村には見ごたえのある桜が五本あり、五大桜と呼んでいます。

五大桜を紹介しますと

水中のしだれ桜 中塩のしだれ桜 坪井のしだれ桜

  

黒部のエドヒガン桜 赤和観音のしだれ桜

 

ご覧の通り、4月20日でも咲いていませんでした。

かろうじて中塩のしだれ桜が三〜四分咲きというところでチョッピリ桜気分に浸れましたが、他の四本はまだつぼみの状態でした。

でも高山村の桜はこれであきらめる必要はありません。

ほかにも見ごたえのある桜がたくさん存在しています。それを紹介します。

和美(なごみ)の桜 高山大橋南のしだれ桜 二つ石のしだれ桜

  

横道のしだれ桜

 

もともと高山村は山の斜面にある村で標高差が大きいのです。従って、桜を長期間楽しむことのできる村なのです。

満開の桜とつぼみの桜が同時に存在して、しかもたくさんの大きく見ごたえのある桜が数多くある村なんて日本中探しても簡単には見つからないでしょう。

さらに桜と一緒にこんな景色も楽しめます。水中のしだれ桜からの妙義山です。

現在の開花情報と詳細マップです。

  

ゴールデンウィークは移動が困難でしょうが、ひょっとすると五大桜のいくつかは連休明けでも楽しめるのではないでしょうか。

特に五大桜に向かう道は狭く、運転に苦労しますが現地の案内板が充実しており道に迷うことはありません。

是非皆さんも一度訪問されてはいかがでしょうか。

■■■ 栃木の山のアカヤシオ 田中康平

今年の春は花の開花が遅れて、いつもなら栃木の山を染める美しいアカヤシオも例年より1ー2週遅れているようでした。

宇都宮近郊の古賀志山稜線のアカヤシオは普段なら満開のはずの4月11日でもまだまだ蕾が目立っていました。

北極からの寒冷な大気の噴出しは世界平均では3月には大分弱まっていたのですが、極東ローカルに大きく波打って南下していたようです。

しかし遅れた花が一斉に花開く春もなかなか素晴らしい今年の春でした。

■■■ 陽春の日光 柴田由紀江

天然記念物の輪王寺の金剛桜、撮って参りました。隣接する逍遥園ではしゃくなげが咲いていました。

帰り道の森友付近で砂利道の杉並木を通ったので、ついでに撮影して参りました。

■■■ 「たまらん坂」 酒井道夫

5月2日は忌野清志郎の命日だったでしょうか? 昨年、彼が亡くなってからというもの、坂の取っ付きに「たまらん坂」の道標が立つ場所に花束や酒、菓子、弁当などが手向けられるようになっています。

我が家から2分足らずの場所なんだけど、ここっていわゆる清志郎のたまらん坂とは微妙に位置が違うんですね。

彼が住んでいた住居はもっと坂の上だし、例の歌が流行って、大勢の清志郎ファンが押し寄せていた頃のたまらん坂は、自然の丸石を積み上げた風情のある石垣の切り通しで、この石々に清志郎ファンが彼への思いのたけを記した落書きが連なっていていささかの壮観を呈していたものです。

それがある時期にマンション開発等が進み、古い石垣はまったく撮り払われ、様相を一変してしまいました。

その後に、国分寺市がちょっと見当外れな位置に道標を建て、しかもこの場所は近隣住人の生活ゴミ集積場所だったんですね。

今でもその機能を失っていないので、このような光景を現出することとなりました(画面右手にゴミ袋)。

神話とか伝説の生成過程では妙な経緯をたどりがちなものであることをリアルに思い知らされています。

■■■ 九州チャンポン食べてテレビ出演? 野崎順次

会社での私の昼休みは原則的に午後1時から2時まで。

12時から1時は皆が昼休みなので、電話番として残るためである。その方が店もすいているし。

ところが、4月中頃、午後1時に訪問客があるので、その日は早めに昼食をとるため、、11時過ぎにぶらぶらと地下街へ行った。

いつもは行列ができている九州チャンポンの店「どんたく」が入口から数席あいていたので、入ることにした。

そのカウンターの入り口近くに座ろうとすると、「すみませんが奥に詰めてください、テレビの取材があるもんで。」という。

「へー」と思いながら、出てきたチャンポンを食べていると、タレント数人、カメラマン、ライト係がどやどやと入ってきた。

私の隣に付け睫毛がバサバサと揺れる女性が座った。

例の大食いタレント、ギャル曽根だった。 疲れているのか、顔を伏せている。

残りのタレント2人が座り、その後にジャージ姿の若手二人と白い上着を着た栄養評論家のオバサマが立つ布陣である。

ディレクターの「始めましょうか」を合図にライトが点灯し、ギャル曽根が笑顔になり、チャンポン職人がモヤシ、キャベツ満載の九州チャンポンを1杯だけカウンターに置いた。

口々に「野菜満載やね」とか「ボリュームあるなあ」とか云って、ギャル曽根が麺を少し食べ、もう一人がスープを少しすすった(と記憶している)。

栄養評論家は「野菜が多いとはいえ、量が量ですから、かなりカロリーが高いので注意が必要です。」と嫌なことを云う。

彼らは未熟な(と思われる)ジョークと中途半端な(と思われる)ツッコミを披露してから、次の取材店に出て行った。

その直後、マネージャーらしき若い女性が現れ、「有難うございました。750円ですね。」と硬貨で細かく払っていた。ひょっとしたら、女性アナウンサー(吉竹史)だったかもしれない。

先週の木曜日(5月6日)に会社の近くを歩いていると、顔見知りのかばん屋のにーちゃんが、「どんたくでチャンポン食べてたの、火曜日(5月4日)のテレビで見ましたよ。真夜中の番組でした。」と教えてくれた。

その後、調べてみると、(大阪では)それほどマイナーな番組ではなさそうである。

毎日放送(MBS)製作の「よゐこ部(よいこぶ)」というバラエティー番組で、お笑いコンビ、濱口と有野の「よゐこ」の冠番組だそうだ。

関西ではMBSで毎週火曜23:50〜24:50、関東ではTBSで毎週木曜24:55〜25:25に放映されている。

当日の面々は、よゐこ、ギャル曽根に加えて、吉竹史(毎日放送アナウンサー)、博多華丸・大吉だった。

栄養評論家のオバサマの名前は分からない。

私は一般客の中ではカメラに一番近く、ギャル曽根のすぐ隣だったので、番組中ずっと映っていたそうだ。恥ずかしい。

本日は朝の10時半に「どんたく」にいきました。

ガラガラでした。朝飯抜きの空虚なおなかは準備万全。

スープに野菜のエッセンスが溶け出て、硬めの中細麺と絡み合い、キャベツとモヤシのシャキシャキ感とあいまって、実に味わい深いチャンポンでした。いつもと変わらず。

どんたくデータ

〒530-0001 大阪市北区梅田1−2−2 大阪駅前第2ビルB2

電話 06—6344−2736

昼はチャンポンとおにぎりのみ、夜は九州系居酒屋

■■■ 勝負しなければならないときもある 柚原君子

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編集 瀧山幸伸

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