MONTHLY WEB MAGAZINE Feb.2012

■■■■■ 鎮守社など 大野木康夫

明治の神仏分離令まで、日本ではおおむねゆるやかに神仏習合が続いていました。

今でも多くの寺院には鎮守社やその名残が残っています。

近年撮影したものを集めてみました。

日吉大社延暦寺)、春日大社興福寺)、都久夫須麻神社(竹生島観音

大行社(金剛輪寺)、大行事神社圓光寺)、白山神社長寿寺

日吉東照宮延暦寺)、三十八所権現(石山寺)、新羅善神堂園城寺

清瀧宮本殿、清瀧宮拝殿(醍醐寺)、十八神社(三室戸寺)

鎮守堂地主神社清水寺)、東照宮(金地院)

九所明神(仁和寺)由岐神社(鞍馬寺)鎮守社(萬福寺)

白山神社(岩船寺)宇賀神本殿、春日堂・白山堂(圓成寺)

手向山八幡(東大寺)十六所神社(霊山寺)山王院本殿(金剛峯寺)

長谷寺妙見堂

規律をもった厳格な宗教もよいところはあるとは思いますが、古来のおおらかな信仰の方がどちらかといえば好みです。

これらの鎮守社などには、ゆるやかに混ざり合った日本古来の信仰のシンボルとして、いつまでも残ってほしいです。

 All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中